2022年7月27日、橋梁点検業務の安全と品質向上を目的に、GCCA会員10社および岐阜県建設研究センターから27名が参加して、「第7回 橋梁点検研修会」をWEB形式にて実施しました。
研修会では、岐阜大学 村上茂之教授より「川島大橋 何が起きたか」と題して、実際に被災を受けた橋梁の被災原因とそのメカニズムおよび復旧対策に至るまで、豊富なご経験や高い見識に基づくご講演をいただきました。その後、GCCA会員会社の講師より「橋梁点検マニュアルの改訂」と「点検支援技術の活用」の講義、GCCA会員会社による「ヒヤリハット・事故・苦情等の事例報告」と「健全性判定に関する意見交換会」を行いました。健全性の判定では、参加者相互による活発な意見交換が成されるなか、村上教授からの橋梁の構造特性や適切な診断方法について熱いご指導を受け、充実したものとなりました。